日々の睡眠は、次の日元気に過ごすためにとても重要ですよね。
特に近年はおうち時間が増え、テレワークの疲れや運動不足から、睡眠を大事に考える方も多いのではないでしょうか。
西川エアー(AiR)はメジャーリーグで大活躍中の大谷翔平選手をはじめ、様々なトップアスリートが使用しているマットレスです。
その中でも、AiR SX は大谷選手も使用しており、エアーのラインナップの中で最上級モデルになります。
実際、西川エアーは本当にいいの?
SIとSX、形が似ているのに価格が全然違うけど何が違うの?
今回はエアーの購入を検討中の方へ、Air SI と AiR SX の違いについて、
それぞれの特徴と、実際に試した感想もまじえつつまとめました。
西川エアーSIとSXの特徴
エアーのラインナップの中でも、睡眠化学の最先端を取り入れて作られたのが
AiR SI と AiR SX モデルです。
結論からお伝えすると、エアーSXは、エアーSIをより進化させたマットレスなので、機能性はSXの方が断然いい!という事です。
価格の違いは作りの違いになります。
ここからは、SIとSXの特徴とその違いを具体的に説明していきたいと思います。
エアーSIの特徴
エアーSIは、横向き、仰向け、どちらの寝姿勢でも快適に眠ることができるように、西川が研究を重ねた結果、出来上がったマットレスです。
特殊立体クロススリット構造という、他のメーカーでは見たことのない形が、血行を妨げにくく、身体にかかる圧を分散してくれます。
クロススリットで湿気が抜けやすく、乾きやすくなています。
エアーSI
硬さ | レギュラー | ハード |
点の数 | 1860個 | 1860個 |
厚さ | 9cm | 9cm |
価格 | ¥93,500- | ¥110,000- |
※シングルサイズの場合
エアーSXの特徴
エアーSXは、西川エアーのラインナップの中で最上級モデルです。
大谷翔平選手が実際に使用し、広告塔にもなっている商品です。
しなやかで身体にフィットし、なおかつしっかりと支えて寝返りが打ちやすい、
通気性、デザイン性、細かい所まで計算されるくされているマットレスです。
エアーSX
硬さ | レギュラー | ハード |
点の数 | 1680個 | 1680個 |
厚さ | 9cm | 9cm |
価格 | ¥154,000- | ¥176,000- |
※シングルサイズの場合
エアーSIとSXの違いは?
エアーSIとSXの違いは何なのでしょうか?
実際に店頭で試してみて、調査した価格の差もうなずける理由を紹介します。
エアーSIとSXの違いは、
- ウレタンの違い
- タフサイドライン
- 通気性
- デザイン性
この4つです。
順番に紹介しますね。
1.ウレタンの違い
エアーSXは、SIでは採用されていない新素材のウレタンが採用されています。
トップ層には、新素材「フレスフォーム」を採用しており、とても しなやか しっとりしています。
サンプルをさわってみると、その違いがすぐわかりました。
「しなやか しっとり」がしっくりきます。
実際試してみると、やはり体あたりがしっとりとした感じがありました。
また、間にハイバウンドレイヤーという高弾力のウレタンを挟んでおり、こちらが寝返りをさらにスムーズにしてくれます。
身体当たり良く、ベースでしっかり支えてくれる感じです。
2.タフサイドライン
名前の通り、マットレスの両サイドがタフなのです。
エアーSIよりエアーSXの方が価格が高いのに、点の数が少ないのはなんで?
という理由はココです!
マットレスの端のブロック2列が、他のブロックより幅広になっています。
サイドのの落ち込みが少ないので、マットの端から端までより広く使うことができます。
耐久性も上がります。
3.通気の良さ
エアーSIは、縦からも横からも通気できる「クロススリット構造」になっています。
表面の生地は、ポリエステル100%です。
エアーSXは、そのクロススリット構造にプラスして、70個以上の通気口と、裏面にスリットが縦横に70本入っています。
表面の生地は、ポリエステル100%でトリコットという編み方のメッシュ生地になっています。
また、側面、裏面もメッシュになっており、さらに通気性がアップしています。
4.デザイン性
エアーSXは、世界的デザイナーの滝沢直己さんがデザインを手掛けています。
見た目が洗練されているのもポイントですね。
なお、西川エアーSXは、ネットでの購入はできません。
取り扱い店舗で購入する形になりますのでご注意ください。
安い買い物じゃないし、やっぱり一度試してから購入したいかも…。
西川エアーSIとSXを実際に試した感想
エアーSXの方が機能性が良いことは分かったけど、実際横になった時何が違うのか、気になりますよね?
エアーSXは、表面の感覚が低反発に近いような感じでした。
私が実際横になってみて思った事は、
「確かに、最初の体に当たる気持ちよさは違うなぁ。」
と思いました。
表面はピタッと体に吸い付くような感じで、
それでいて、ベースの部分は跳ね返りがあるようなしっかりとした寝心地です。
レギュラーの硬さでも結構硬く感じました。
エアーSIは表面のしっとり感はないものの、身体になじんでくれる感覚です。
エアーSXよりも跳ね返りは少なかったです。
硬さの違いは、
SXハード→がっちり支える
SXレギュラー、SIハード→しっかり支える
SIレギュラー→やさしく支える
私の感覚ではこう感じました。
硬さは、女性ややせ型の方にはレギュラー、男性や体格の良い方にはハードがおススメです。
実際購入した人々の評判・口コミも参考になりますよ。
選ぶ時のポイント
選ぶ際は、実際に試してから購入するのがおススメです。
しかし試すのが困難な場合もありますから、その際はぜひこちらのポイントを参考にしてみてください。
始めにもお伝えしたように、機能的にはエアーSXが断然良くなっていますので、選ぶ時のポイントは、
- 最上級の寝心地が欲しいか、そこまではいかなくでも高水準なものでいいか
- 表面しっとりでもしっかりした寝心地がいいか、やさしく支える寝心地がいいか
- 硬さはがっちり支える、しっかり支える、やさしく支えるのどれがいいか
- より機能が充実していて、長持ちした方がいいか
このあたりで、どのポイントが大事かで選ぶと自分に合ったマットが分かるかと思います。
西川エアー購入前の疑問を解決!
Q. 普段のお手入れは?
A. 床や畳にそのまま敷いて使用する場合は、通気の必要があります。
湿気朝起きたら、そのまま壁に立てかけるなどして空気を通して乾かしましょう。
ベッドフレームに乗せて使用する場合でも、たまに通気してあげましょう。
Q.寿命はどれくらい?
A.マットレスがどれくらい持つのかは、使用環境により変わります。
使う人の体重・汗の量・部屋の温度、湿度などで変化します。
西川では、明確な耐用年数は設けていないようですが、一般的には5年~8年くら いが買い替えの目安になります。
横になった時に、一番荷重のかかる腰の部分が落ち込んで違和感を感じたら、買い替えのサインです。
Q.購入して合わなかったら?
実際寝てみて、自分の体に合わないかも?と感じるかもしれません。
しかし合わないという理由では返品はできません。
西川のエアーは、使い始めてからウレタン自体がなじんでちょうどいい硬さになるまで、約1か月くらいかかるようです。
さらに、これまで使用していた寝具から変わったばかりの時、自分の身体が新しいマットレスに慣れるまで1~6か月かかる場合もあるそうです。
この点をふまえて、始めは違和感があっても、徐々に身体になじんで来るかと思います。
Q.中身(ウレタン部分)は洗えますか?
A.ウレタン部分は洗えません。
天日に干す事も、ウレタンの劣化につながりますので、避けてください。
カバーは取り外して洗えます。
西川エアーSIとSXの違いのまとめ
いかがでしたか?
西川エアーSIとSXの違い、実際に試した感想、購入前に知っておきたい事をお伝えしました。
エアーSIとSXでは、作りは全然違うものでしたね。
体感や好みは、人それぞれになりますが少しでも参考になればうれしいです。
良いマットレスで毎日の睡眠の質をあげて、元気に過ごしたいですね!
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